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朝日01/06 11:07 ◇燃料タンク内部から亀裂広がる　コンコルド事故で仏調査◇

1.キイワード；コンコルド事故

2.関係者；フランス運輸省事故調査室（ＢＥＡ）

3.概要；昨年７月に起きた超音速旅客機コンコルドの墜落事故で、フランス運輸省事故調査室（ＢＥＡ）は５日、破裂した車輪のタイヤ破片が主翼の下に当たり、主翼内部にある燃料タンクの隔壁が変形、タンク内部から亀裂が広がったとする調査結果を明らかにした。この日公開された調査報告書によると、事故機の燃料タンクの破片の分析から、タンクの亀裂は内から外へ広がっていたことが判明。タイヤの破片が当たったことで、燃料に強い衝撃波が広がり、隔壁にゆがみが生じたために燃料タンクに亀裂が生じたと判断した。同事故調査室は昨年８月の暫定報告書で、タイヤ破片が燃料タンクを貫通したという見解を打ち出していた。[2001-01-06-11:07]