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朝日02/28 21:00 ◇リナックスとウィンドウズの二重０Ｓパソコン発売◇
　配布無料の基本ソフト（ＯＳ）として普及するリナックスと、ウィンドウズの２つのＯＳを搭載した国内初のパソコンを、リナックスの販売を手がけるベンチャー企業「ターボリナックスジャパン」が２月２８日からインターネットで発売を始めた。機種は日本アイ・ビー・エム（ＩＢＭ）のノート型「シンクパッド」で、ネットでの販売価格は２４万４８００円。
　サーバーの世界では急速に普及するリナックスだが、応用ソフトが少ないことや初心者では組み込みが難しいため、パソコンでは利用者が限られている。
　今回のモデルは、表計算やワープロソフトなど仕事に使えるリナックス対応の応用ソフトを搭載。「ウィンドウズＭｅ」で作成したデータを、リナックスに取り込めるようにして使いやすさを高めた。無償サポートなどアフターサービスを充実させ、不慣れな初心者に配慮している。
　ターボリナックスジャパンは米法人の１００％子会社で、日本向けに独自に改良したリナックスを発売している。ＩＢＭ以外のパソコンでも同種のモデルを発売する予定。自社のオンラインショップで売り出した後、東京・秋葉原の量販店や学生生協などでも販売する。[2001-02-28-21:00]