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毎日12/28 21:06 ＜日産＞高速直進中の走行を自動制御するシステム開発　初商品化

1.キイワード；車
2.関係者；日産
3.概要；　日産自動車は２８日、時速６５〜１００キロの高速直進中の自動車が車線中央を走行するよう自動制御する「レーンキープサポートシステム」（直線路車線維持支援装置）を開発、世界で初めて商用化すると発表した。全面改良して来月発売する高級乗用車「シーマ」のオプション装備に加える。同システムには、高速走行時に走行速度や車間距離を一定に保つ「クルーズコントロール」のほか、ブレーキの効きめを自動制御する「ブレーキアシスト」機能も搭載。２１世紀の幕開けに本格的なハイテクカーが登場する。同システムは、車内のバックミラーの裏に設置された小型カメラで前方の車線を捉え、車線の中央を走るようにハンドルに力を加える。道路の傾きや強い横風による車体のふらつきも自動制御し高速走行時のドライバーの疲労を軽減する。直線と緩やかなカーブを時速６５〜１００キロで走行中にスイッチを入れると作動し、急なカーブに進入したり、車線変更のために方向指示器を表示すると、自動的に機能が解除されるが、車線変更の場合はカメラが改めて車線を検知し、システムが再作動する。また、「ブレーキアシスト」は前方の車との車間距離が狭い場合にブレーキの効きが自動的によくなる仕組み。　
価格は４２万５０００円と割高で、本格的な普及には時間がかかりそうだ。　【荒木　功】[2000-12-28-21:06]