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毎日01/01 00:10 ＜人口動態件数＞ミレニアムの結婚件数、２年ぶりに増加

1.キイワード；人口
2.関係者；厚生省
3.概要；　２０００年の年間結婚件数は２年ぶりに増加に転じ、７８万８０００組と予想されることが３１日、厚生省の人口動態統計・年間推計で分かった。前年より２万６０００組の増加で、４０秒に１組のカップルが誕生した計算になる。ミレニアム（千年紀）にあやかった結婚が目立ち、１月は約６万９０００組で前年の１・５倍、うち元日だけで約３万２０００組が結婚した。一方、離婚件数は９１年から１０年連続で増加傾向が止まらず、前年より１万１０００組増えて２６万２０００組に達し、過去最高を更新しそうだ。９０年代に入ってからジグザグに増減を繰り返す出生数は、１１８万９０００人で１万１０００人増えた。１年が３６６日のうるう年であったことや、７０年代前半に生まれた第２次ベビーブーム世代の女性が出産時期を迎えたためとみられる。一方、死亡数は９６万１０００人で、前年より２万１０００人減り、４年ぶりに減少傾向に転じた。９９年に比べインフルエンザの流行による死者が少なかったためとみられる。３大死因は（１）がん２９万６０００人（２）心疾患１４万７０００人（３）脳血管疾患１３万１０００人で順位は変わらないが、心疾患と脳血管疾患は減少傾向を見せている。　
離婚件数は、２分１秒に１組が別れた計算で、人口１０００人に対する離婚率は、２・０９に達する。欧米諸国と比べると、９８年に既にフランスの１・９０（９６年）を追い越しており、ドイツの２・１４（９６年）に迫る勢いだ。ただ、米国の４・３３（９６年）にはまだ及ばない。　【長尾　真輔】[2001-01-01-00:10]