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毎日01/23 20:46 ＜ダンピング＞低濃縮ウラニウムに「クロ」仮決定　米国際貿易委

1.キイワード；ダンピング
2.関係者；米国際貿易委員会（ＩＴＣ）
3.概要；【ワシントン２２日逸見義行】米国際貿易委員会（ＩＴＣ）は２２日、フランス、ドイツ、オランダ、英国が低濃縮ウラニウムを不当に低い価格で米国に輸出しているとして、米企業がダンピング（不当廉売）提訴していた問題で、「クロ」の仮決定を下した。同ウラニウムは原子力発電所の燃料に使われ、各国とも国防にも関連する戦略物資と位置づけているだけに、バナナ、牛肉などで対立が続いている欧米間の貿易摩擦の新たな焦点になりそうだ。　提訴していたのは、米国の唯一の濃縮ウラン製造メーカーの「ＵＳＥＣ」。１９９８年７月に国営企業から民営化された。訴えられたのは、フランス政府が運営する「ユーロディフ」と英独蘭の３カ国が共同設立した「ウレンコ」。ＵＳＥＣは、両社が、政府から違法な補助金を受けたうえ、低価格で米国に輸出していると主張している。米商務省が今春、ダンピング率の仮決定を実施する予定で、同省、ＩＴＣの本決定は、今年末までには決まる予定。[2001-01-23-20:46]