トップページに戻る
DBの部屋に戻る

毎日04/12 10:13 被ばく量４０分の１、高感度Ｘ線画像装置を開発
　肺のエックス線診断に使うと、放射線被ばくの量を従来の四十分の一に抑えられる高感度のエックス線画像装置を、放射線検出器メーカー「アクロラド」（本社・沖縄県具志川市）が英国の企業と共同開発した。人工衛星などの観測機器用に利用される超高感度のエックス線検出装置の応用で、空港の手荷物検査などにも使えるという。
　検出装置はカドミウムとテルルの化合物半導体で、エックス線を効率良く電気信号に変える。感度はフィルムの約四十倍。ＣＣＤ（電荷結合素子）検出器と比べても十倍以上高い。
　価格は三百万円で、今後、用途に応じて様々な大きさの検出器を開発していくという。[2001-04-12-10:13]