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毎日04/20 21:30 ＜経済的自由度＞日本は２０位　トップは今年も香港
　【ワシントン１９日逸見義行】ワシントンに本部を持つシンクタンクのケイトー研究所は１９日、世界の経済的自由度に関する年次報告書をまとめた。１２３カ国のうちトップは香港で、日本は２０位だった。
　経済的自由度は、政府の規模、市場構造、知的所有権の保護、資本市場の自由度、労働市場への規制、物価安定度など２１の客観基準をもとに指標を作り、世界１２３カ国・地域をランキングした。調査は今年で５回目。
　トップは昨年と同じ香港だったが、２位のシンガポールが猛追しており、中国（８１位）に返還されたことで、将来、経済的自由度が下落する懸念も指摘している。３位は、規制緩和を積極的に進めてきたニュージーランド。米国は昨年の４位から５位にランクを落とした。４位は英国で上位５カ国・地域は英語圏だった。
　先進７カ国で日本より、順位が下だったのは、イタリア（２４位）、フランス（３４位）の２カ国。カナダは１３位、ドイツは１５位だった。１２３カ国・地域のうち最下位はミャンマーで、インドは９２位、ロシアは１１７位だった。[2001-04-20-21:30]