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毎日04/20 20:05 ＜二酸化炭素＞気象庁が昨年の国内観測結果を発表　最高値に
　気象庁は２０日、地球温暖化の指標とされる大気中の二酸化炭素（ＣＯ２）濃度について、昨年の国内の観測結果を発表した。増加傾向は依然続き、１９８８年の観測開始以降最高値を記録した。
　同庁は国内３カ所で連続観測。このうち岩手県三陸町綾里の濃度の年間平均は、９９年より１・４ｐｐｍ増えて３７２・７ｐｐｍ▽東京都・南鳥島は１・２ｐｐｍ増の３７　０・３ｐｐｍ▽沖縄県・与那国島は１・３ｐｐｍ増の３７１・９ｐｐｍ。１８世紀後半の産業革命以前の世界的な濃度は２８０ｐｐｍと推定されており、３割程度増加したことになる。同庁環境気象課は「依然高い伸び率を示している」と分析している。[2001-04-20-20:05]