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読売12/28 23:44 「ビジネスモデル特許」関連の公開件数が２千件突破

1.キイワード；特許
2.関係者；特許庁
3.概要；　通産省・特許庁は二十八日、二〇〇〇年版の特許行政年次報告書を発表した。それによると、国内でコンピューターなどＩＴ（情報技術）を使った新たなビジネス手法に特許権を与える「ビジネスモデル特許」関連の公開件数は、九九年の一年間で過去最高の二千六十九件に達し、初めて二千件の大台を突破した。ビジネスモデル特許の公開件数は九五年から四年間で約二・三倍に増加し、特許庁は「二〇〇〇年も増加傾向は続いている。過去最高を更新する可能性が高い」と予測している。報告書は、ビジネスモデル特許の大多数が含まれるコンピューターの応用分野に対応する特許に該当する公開件数について、特許庁が九五年から九九年の五年分を初めて調査した。特許の公開件数は、出願後一年半を経て一般公開された特許件数で、未審査のものを含んでいる。ビジネスモデル特許の公開件数は、九五年に八百八十二件だったが、九六年には千五百五十七件と一千件を突破するなど急増し、九九年には二千件を超えた。その背景には、コンピューターの技術革新とインターネット利用者の増加に伴い、ネット・ビジネスの幅が広がり、ビジネスモデル特許への企業の関心が高まってきている事情がある。[2000-12-28-23:44]