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読売01/20 14:09 「光」を原子中に捕捉成功…米大グループ

1.キイワード；光
2.関係者；ハーバード大学
3.概要；秒速三十万キロで走る光を一瞬ストップさせ、原子の中につかまえることに、米ハーバード大などのグループが成功した。未来の「量子コンピューター」の実現に役立つという。二十五日発行の英科学誌「ネイチャー」に発表する。同大のリーン・ハウ博士らのグループは、ナトリウムのガスをほぼ絶対零度（セ氏マイナス２７３度）にまで冷やし、原子が凝縮した特殊な状態を作り出した。そこに光パルスを打ち込んだところ、千分の一秒の間、光がガス中にとどまった。光は原子の中にとどまっている間、スピンと呼ばれる情報を原子とやりとりした。この性質を使うことで、量子コンピューターを作ることも可能になるという。[2001-01-20-14:09]